会期

2024年5月22日(水)・23日(木)・24日(金)

会場

前田道路

基本情報

屋内小間番号: F-62

出展製品・サービス

建機搭載型出来形管理システム(舗装工用)

本技術は、舗装表層の前工程である道路土工・路床・路盤工の仕上り面の形状を建設機械に搭載した小型3次元レーザスキャナで計測し、その点群データをリアルタイム処理して面管理による出来形管理を行うものです。前田道路・法政大学(今井龍一教授)・三菱電機エンジニアリングの3者で共同開発する本技術は、令和2年度の「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」に採択され、相馬福島道路の新設舗装工事において技術の検証を行いました。施工管理の効率化や高度化に寄与します。

かんたんマシンガイダンス(舗装修繕工用)

本技術は、舗装修繕工で使用する機械に対してトータルステーションやGNSSを用いてマシンガイダンス技術で情報化施工を行うものです。マシンコントロールは機器のデータ通信等が途切れると作業を止める必要がありますが、マシンガイダンスでは一時的に従来操作に切り替えることで作業を継続できます。そのため時間的制約が多い舗装修繕工事に効果的です。一般化技術の「TS出来形管理」などを活用するこのガイダンス技術は、事例の少なかった路面切削機などに適用でき、施工面の仕上がり精度や安全性・作業性の向上が期待できます。