会期

2023年5月24日(水)・25日(木)・26日(金)
10:00〜17:00(最終日26日のみ16:00まで)

会場

幕張メッセ

技研製作所

基本情報

屋内小間番号: F-70

共同出展社

シーアイテック

出展製品・サービス

サイレントパイラー®Fシリーズ

 サイレントパイラーは、すでに圧入した杭材をつかみ、その反力(引き抜き抵抗力)を利用して機械を安定させ、次の杭材を静荷重で押し込んでいきます。この施工原理を「圧入原理」と言います。打撃式や振動式と異なり、杭を押し込んでいくので騒音や振動が生じません。また機械の安定を自重に頼らないため、機体は軽量、コンパクト。杭上を自走する機能も備えており、省スペース施工が可能です。「高精度施工」「高い安全性」といった優位性も有しています。
 Fシリーズは、制御システムによりさまざまな動作の負荷をコントロールし、各パーツの長寿命化を実現しています。最新ITシステムを搭載することにより、世界中で稼働している圧入機の位置情報、メンテナンス情報、移動情報を自動的に専用サーバーに蓄積。これらの情報を分析することでトラブルへの的確な判断、対処だけでなく、サポートも効果的に行えます。また附属するタブレット端末「G-Terminal®」によって、オペレータは施工中の圧入力、オーガ回転トルク、圧入時間などといった圧入管理データをリアルタイムに確認しながら施工が可能です。

PPTシステム®

 サイレントパイラー®Fシリーズへの搭載により、機械が地盤情報の推定から圧入条件の設定、施工まで自律的に行うことを可能にする、画期的な自動運転システムです。「地下の可視化」、オペレータの熟練度に依存しない最適施工を実現する最先端の技術として採用が広がっています。
 本システムは、「PPTSⓇ地盤情報推定」と「PPTSⓇ自動運転」の2機能で構成されています。PPTS地盤情報推定は、圧入中に自動取得できるデータ(圧入力、トルク、速度、時間、深度)を解析することで、土質や換算N値(地盤強度)などの地盤情報を推定できます。従来は事前の地盤調査や施工状態の観察を基にオペレータが想像、推測していましたが、PPTS地盤情報推定は自動取得したデータから地盤情報を客観的に推定します。PPTS自動運転は取得データからシステムが地盤情報と施工状態を推定し、条件をリアルタイムに最適化。地盤変化に対応しながら高い精度で自動圧入します。
 ※PPTシステムはNETIS登録技術です。(技術番号:SK-170006-A)

GRB®システム(インプラント工法®による防災・減災)

 サイレントパイラー®は、すでに地中に押し込まれて地球と一体化した完成杭をつかんで反力とし、その完成杭の上だけで圧入を完了させます。GRBシステムは、この完成杭から反力を得る「圧入原理」を応用した画期的な施工システムです。
 GRBシステムは、次の杭を地中に押し込む圧入機本体を先頭に、油圧動力源であるパワーユニットとそれを移動させるユニットランナー®、杭を建て込むクランプクレーン、作業基地から杭を搬送するパイルランナー®で構成されます。全ての機械装置は完成杭をつかんで自立しており、杭の上を自走することができます。全機械を杭上で稼働させることにより、仮設桟橋や仮設道路など一切の仮設工事を不要とし、杭の搬送・建て込み・圧入など圧入施工の全工程を杭の上だけで完結させることができる「仮設レス施工」を可能とし、災害対策では必須となる「省スペース・急速施工」を実現します。

インプラント構造®(インプラント工法®による防災・減災)

 インプラント構造は、工場生産された杭/矢板を地盤に挿し込み、地球にしっかりと支えてもらう構造です。部材の大きさと地盤への貫入深さによって、鉛直方向や水平方向からの外力に対して高い耐力を発揮し、粘り強い構造体を形成します。一方、地盤に置いたコンクリートの重みで外力に抵抗する構造を「フーチング構造」といい、これまで多くのインフラがこの構造で造られてきましたが、津波などのような外力に対するその粘り強さの違いは明白です。
 防災・減災分野への適用例としてインプラント堤防Ⓡがあります。インプラント構造の連続杭が、地震動による液状化・地盤沈下・側方流動や津波などの外力に粘り強く耐え、崩壊・決壊を防ぎます。 地震や津波・台風などの被害が想定される海岸や河川に構築(または既存堤防を補強)することで、被災時にも堤体を維持し、人的被害と経済損失を最小限に食い止めます。東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県の沿岸部や、南海トラフ巨大地震への備えが早急に求められる高知県の沿岸部など、全国各地でインプラント堤防の導入が広がっています。

インプラントNAVI®(杭精度管理システム)

 インプラントNAVIは、圧入施工中の杭の貫入深度や変位、傾斜データをリアルタイムに取得し、高精度な杭の施工品質管理と各種出来形資料の自動作成、3次元モデルの作成を実現する統合システムです。
 圧入機「サイレントパイラー®」の動作と連動し、杭上部に設置した360°プリズムと杭の上下部をトータルステーションで自動計測し、リアルタイムに杭の挙動(貫入深度・座標・傾斜)を把握。圧入施工を高精度にナビゲートするとともに、電子納品システムと連携した資料作成が自動で行えるシステムです。これにより、従来は別工程で手作業によって行われていた杭の施工品質管理と出来形資料作成の省力化・迅速化が図れます。
 また、取得した杭の実測値がCAD図面上に自動的にプロットされ、杭口径や座標軸、杭長などから出来形の3次元モデルを作成することも可能です。国土地理院の3Dデータと合わせることで、よりリアルな3D画像による“地下の可視化”が実現します。
 ※インプラントNAVIはNETIS登録技術です。(技術番号:SK-190009-A)