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出展製品・サービス
ICT舗装工 As舗装の3次元出来形計測技術
ICT pavement work 3D performance measurement technology for As pavement
従来のTLSでは計測課題があり、最終工程のアスファルト表層のみの計測しか実現できなかったのを、Leica Laser Tracker ATS600システムを用いることで、リアルタイムでの解析で計測の手戻りを無くすだけでなく、全層での出来形計測を可能にし、舗装工の品質向上を実現します。
高精度なATS600によって軽量化された高品質データを扱えるようになることで、従来の大型TLSの解析時間を約5分の1に短縮することができます。高速解析により、工事を止めずに現場でリアルタイム解析が可能になるため、計測が不十分だった箇所の確認と修正がその場ですぐに可能となります。つまりこれまで多大な時間を要していた手戻りを無くすことができます。
Conventional TLS had measurement issues and was only able to measure the asphalt surface layer in the final process, but by using the Leica Laser Tracker ATS600 system, it not only eliminates the need to redo measurements, but also measures the entire asphalt layer. It enables shape measurement and improves the quality of paving work.
耐震補強工事での鋼板巻きの工期短縮・材料費の大幅削減
Shortening the construction period and significantly reducing material costs for steel plate wrapping during seismic reinforcement work
橋脚耐震補強工事には様々な工法がありますが、「鋼板巻き立て工法」(以下、鋼板巻き)は、既設の鉄筋コンクリート橋脚に補強鋼板を巻き立て、橋脚の曲げ耐力、せん断耐力およびじん性の向上を図る工法です。現在の鋼板巻き工事は手計測で実施しており、工期に余裕がなく、材料費が高くなっています。また、国土交通省が推進している i-Constructionを実現するにデジタル化は避けて通れない課題です。いかに手計測からデジタル管理ができる計測方法にプロセスチェンジし、効率化を図れるかが重要なポイントとなります。
高精度でリアルタイム解析が可能なLeica Laser Tracker ATS600を使用することで、工事全体のプロセスを見直し、橋梁計測と鋼板発注のタイミングを前倒しできることで、大幅な工期短縮およびコスト削減が可能になります。ムリ・ムダをなくすと同時に鋼板巻き工事の品質向上を目指せます。
There are various construction methods for seismic reinforcement of bridge piers, but the "steel plate wrapping method" (hereinafter referred to as "steel plate wrapping") is construction method by wrapping reinforcing steel plates around existing reinforced concrete piers to improve the bending strength, shear strength, and toughness of the piers.