コロナ禍が本格的に明けた今回は、幕張メッセの展示面積を約7000平方メートル拡張し、455社、2,670ブースという過去最大規模で開催します。今回は欧米、アジアを中心に過去最多の17カ国、84社が参加するのも特徴です。欧米はチルトローテータなどのアタッチメントが生産性向上に大きく寄与しており、海外の出展が増えることで展示の幅が広がり、よりパワーアップしたCSPI-EXPOを体験いただけると思います。
世界で活躍する建機メーカーのブースが居並ぶ姿は壮観であり、それがCSPI-EXPOを象徴する風景の一つになりました。そして、i-Constructionやインフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)、GX(グリーントランスフォーメーション)を見事に具現化した製品が数多く展示されます。
目的のブースに行くだけでなく、そこにたどり着くプロセスで思いもよらない製品や使い方に出会い、新たな〝気づき〟を得られるのも展示会の魅力です。DXに精通した人だけでなく、初めて取り組む人など、さまざまな目的に適した技術や製品に出会うことができると思います。
学生を招待する活動にも力を入れており、全国の工業高校や高等専門学校などにお声掛けしています。建設業の未来を感じてもらい、就業につながればと思います。セミナーも豊富にそろえ、国土交通省や有識者、先進的企業などに最新の動向を解説していただきます。
建設業界に寄り添い、課題解決に役立つ展示会にしたいと思います。それぞれの製品をフラットな目で見ていただき、出展企業との会話を通じ、自社に適したオーダーメードの課題解決策を見つけてほしいと思います。