■ 概要
「CIMPHONY Plus」は、クラウド上に展開された3次元地図上で、現場写真や映像、図面や3Dモデルなどの現場データを時間軸と位置情報で管理・共有する、新しい概念を持った現場統合管理クラウドサービスで、調査・測量・設計・施工から維持管理までの、インフラメンテナンスサイクルのデータ基盤として提供されている。
■ さまざまな工事データを統合管理
2D図面、3Dモデル、3D点群、現場写真・映像、360°パノラマ画像・映像など、さまざまなファイル形式のデータを地理院地図やOpen Street Map(OSM財団)の3次元地図上に配置し、デジタルツインによる現場をクラウド上に再現できる。
■ 離れた現場も手元で確認できる
クラウド上に再現された現場データの断面や、現況比較、土量進捗など、工事の進捗に合わせてどこからでも確認が可能で、協力会社との現場の状況共有や、複数の現場の管理などにおいて非常に有効であり、現場までの移動時間の削減にもつながる。
■ 遠隔臨場での立ち合いや検査に活用
現場計測アプリ「FIELD-TERRACE」とリアルタイム連携に対応しており、「CIMPHONY Plus」の画面上で遠隔臨場による出来形ヒートマップの実地検査に活用できる。また「CIMPHONY Plus」を介して、複数人が同時にVR空間(TREND-CORE VR)に入ることも可能で、災害現場など危険を伴う現場など、遠隔地に居ながら現地踏査や施工計画などに活用できる。
■活用事例
ユウテック株式会社(三重県)
https://const.fukuicompu.co.jp/constmag/info/148
ジオテクニカル株式会社(大阪府)
https://const.fukuicompu.co.jp/constmag/info/142