「CIMPHONY Plus」は、クラウド上に展開された3次元地図上で、現場写真や映像、図面や3Dモデルなどの現場データを時間軸と位置情報で管理・共有する、新しい概念を持った現場統合管理クラウドサービスで、調査・測量・設計・施工から維持管理までの、インフラメンテナンスサイクルのデータ基盤として提供されている。
2D図面、3Dモデル、3D点群、現場写真・映像、360°パノラマ画像・映像など、さまざまなファイル形式のデータを地理院地図やOpen Street Map(OSM財団)の3次元地図上に配置し、デジタルツインによる現場をクラウド上に再現できる。
クラウド上に再現された現場データの断面や、現況比較、土量進捗など、工事の進捗に合わせてどこからでも確認が可能で、協力会社との現場の状況共有や、複数の現場の管理などにおいて非常に有効であり、現場までの移動時間の削減にもつながる。
現場計測アプリ「FIELD-TERRACE」とリアルタイム連携に対応しており、「CIMPHONY Plus」の画面上で遠隔臨場による出来形ヒートマップの実地検査に活用できる。また「CIMPHONY Plus」を介して、複数人が同時にVR空間(TREND-CORE VR)に入ることも可能で、災害現場など危険を伴う現場など、遠隔地に居ながら現地踏査や施工計画などに活用できる。
ユウテック株式会社(三重県)
https://const.fukuicompu.co.jp/constmag/info/148
ジオテクニカル株式会社(大阪府)
https://const.fukuicompu.co.jp/constmag/info/142
TREND-POINT(トレンドポイント)は、3Dレーザースキャナーやドローン等で取得した膨大な点群データを快適に取り扱え、豊富なフィルタリング機能による点群データ加工や断面作成、メッシュ土量計算、出来形ヒートマップ作成などが可能な3D点群処理システムです。2022年1月にリリースされた最新版のVer.9では、製品の基盤となるデータベース構造を刷新。100億点クラスの点群を扱えるよう処理速度を⾶躍的に⾼速化し、施⼯シーンにおける⾼度な点群活⽤のほか、災害復旧や構造物の維持管理を⽀援する機能を多数装備するなど、⼤幅なブラッシュアップを図っています。
TREND-CORE(トレンドコア)は、i-ConsutructionやBIM/CIMといった、設計から施工までのフローにおける3次元データ活用を支援するために誕生した3次元CADシステムです。
土工から構造物まで3Dモデル化が簡単に行え、施工ステップの可視化による施工計画の効率化や高度化、ICT施工支援、VRによる遠隔臨場など、インフラ分野のDXへの取り組みを支援します。3D点群処理システム「TREND-POINT」との親和性が高く、「TREND-POINT」と共に市場への導入が急拡大している3DCADです。
CIMPHONY Plus(シムフォニープラス)は、クラウド上に再現した3次元地図上で、写真や動画、3次元データ(設計データ・点群・3Dモデル)を時間軸と位置情報で管理・共有できるサービスです。受発注者間や関連業者間において、一連の工事状況を立体的に可視化しながら共有が可能で、遠隔臨場による協議や検査にも活用できます。また、VRシステム(TREND-CORE VR)や、他社ARシステムとの連携も可能となっています。
FIELD-TERRACE(フィールド・テラス)は、TOPCON社の「杭ナビ」をはじめとした各種測器や、「GNSS」の測位データと連携しながら、測設や丁張設置といった現場の位置出し作業をワンマンで行うことができるアプリです。また、TS出来形計測機能や、構造物の3Dデータを使用した出来形計測に活用できるなど、簡易型ICT活用工事やBIM/CIM発注工事への対応を支援します。
EX-TREND武蔵(エクストレンド武蔵)は、工事に必要な測量計算、CAD、原価・工程・出来形・写真・品質管理、電子納品などをパッケージした土木施工業向けオールインワンシステムです。i-Constructionで必要不可欠な3次元設計データの作成から日々の施工管理まで、現場の生産性向上をサポートします。