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2024年5月22日(水)・23日(木)・24日(金)

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ホーム » 建設のミライ 2023年5月特集号 » 建設のミライ2023 日立建機 Solution Linkage Compactor
日立建機日立建機
「Solution Linkage Compactor」で転圧回数をリアルタイムに可視化
日立建機日立建機
「オペレータ向けアプリ」画面イメージ
日立建機日立建機
「管理者向けアプリ」画面イメージ

Solution Linkage Compactor

 2022年10月より発売を開始いたしました、クラウド型転圧管理ソリューション「Solution Linkage Compactor(ソリューション リンケージ コンパクター)」(以下、本サービス)がCSPI-EXPO会期初日(5月24日)よりコンバインドローラ、タンデムローラ、タイヤローラへの装着が可能となります。本サービスは、リアルタイムに転圧状況の記録が可能となり、これまで人が行っていた転圧回数や施工管理の記録と確認の業務が省略できるため、作業の効率化や工期の短縮、オペレータの負担軽減に寄与します。

道路や舗装を締め固める施工は、転圧によって地面の密度を均等に強化します。また、締め固める地面の状態や性質によって、人が転圧回数を数えて管理を徹底し、施工後にどの程度締め固まっているか密度試験を行い、含水比や粒度を確認する必要があります。さらに、施工内容の記録として、転圧回数や試験結果の数値を用いて、帳票の作成も求められます。
本サービスでは、GNSSアンテナ*1を用いて記録したローラの走行軌跡がクラウド上にアップロードされるため、「オペレータ向けアプリ」と「管理者向けアプリ」のそれぞれで、リアルタイムに転圧の施工状況の記録と管理が可能です。これにより、従来、人が行っていた転圧回数の管理や施工後の確認業務を省略することができ、施工の品質を確保したまま、作業の効率化や工期の短縮、オペレータの負担軽減に寄与します。また、国土交通省が定める管理要領*2に準拠しており、i-Constructionの施工現場でもご活用いただけます。

*1 GNSS(Global Navigation Satellite System)とは、GPSなどの衛星測位システムの総称。
*2 国土交通省「TS/GNSSを用いた盛土の締固め管理要領(令和2年3月版)」

■特長
1.「オペレータ向けアプリ」で、リアルタイムに転圧回数の確認が可能
運転室内に設置したタブレット端末上のアプリに、土工用振動ローラの走行軌跡がリアルタイムに更新され、転圧を行った回数ごとに色分け表示されます。これにより、オペレータは転圧回数が不足している箇所の有無を一目で確認することができ、オペレータの負担軽減につながります。

2.「管理者向けアプリ」で、遠隔地にいながら施工の進捗確認や帳票作成が可能
PCやタブレット端末などから閲覧でき、「オペレータ向けアプリ」と同様に、現在行っている転圧作業の進捗状況を、遠隔地にいながらでもリアルタイムに確認することが可能です。
また、転圧を行う施工現場の各種情報や、規定の転圧回数、図面情報などの登録や、過去に完了した転圧作業履歴の確認のほか、記録されたデータをクラウドから抽出して電子データの帳票出力も行うことができます。電子データの帳票出力は、国土交通省が定める管理要領に準拠しているため、i-Construction対象の施工でもご活用いただけます。

■Solution Linkage Compactor 装着可能な対応機種
・土工用振動ローラ     :ZC120S-6 
・コンバインドローラ:ZC35C-5、ZC50C-5
・タンデムローラ         :ZC35T-5、ZC50T-5
・タイヤローラ             :ZC220P-6

掲載企業
日立建機株式会社
所在地
〒340-0004 埼玉県草加市弁天5-33-25
TEL
048-911-1123

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